
よろしくお願いいたしまーす。

改めまして、ナイツでございます。よろしくお願いいたしまーす。

あー、昨日、インターネットのヤホーでいろいろ調べてたんですよ。

フーね、うーん。ヤホーで何調べたんですか?

えー、去年お亡くなりになってしまった、昭和のスターを一人見つけてしまったんですよ。

正月からそんなこと調べてたの!?うーん。

えぇ。

と言うと?

『永六輔』って知ってますか?

今更かよ!なあ?

スゴい人ですよね。えぇ。

めちゃくちゃニュースになったし、我々もすごいお世話になったでしょ?

はい。ちょっと今日はね、この永

えぇ。

【指を折って数字を数える】

なんで数えてんだ、オイ!

六、六輔、忘れちゃいました、えぇ。

なんで『六輔』の六を。・・・さっき言えてたでしょ?ねぇ。

お話しさせていただきますけども、ね。

えぇ。あの調べてきたということですか?永さんのこと。

えー1933年、

あぁ。

どさくさに紛れて生まれてきたんですね。

浅草に生まれたんだね。どさくさに紛れて生まれたとかプロフィールないから!

実家が有名な「寺尾」なんですね。

お寺だよ。ねぇ。

はぁい。

実家が「寺尾」ってどういう状態だよ?

子供の頃からラジオに興味がありましてね、

あぁそうなんだねぇ。

あの鉱石ラジオを作るグループの会に所属してたんですねぇ。えぇ。

スゴいですよ、学生の頃からラジオを作ってたってことですからねぇ。

で、この会の会長がですね、

あぁ。

渥美清さんなんですよ。

いや、これスゴいですよねぇ。

スゴくないですか?うん。

その二人が学生の時一緒にやってたという。

ま、渥美清さんと言えばいろんな作品がありますけどね、

ねぇ。

あの『太平洋の翼』とかね。

もうねぇ、スゴいですから、もう。

あと『燃え尽きた地図』とかね。

うーん。

あと『僕はボディガード』ですとかね。

『男はつらいよ』言えよ!早く。寅さんっつったら一発でわかんだろうがよ!それ以外言うなよ。

あのラジオにですね、投稿する「ヘコキ職人」としてー、

「ハガキ職人」だよ!お前。

えぇ、永さんは活躍した方なんですね。

「ヘコキ」に職人とかいらねぇよ!

それが作家の『コキ・コキロウ』に認められましてね、はぁい。

『みき とりろう』、全然違うから!お前。なんだ?そのヘコキの師匠みたいなヤツ。

一躍コキの人になるんですね。はぁい。

時の人だよ、お前。ヘコキ一回忘れて。関係ないから。ね。

永さんがスゴいのはね、

えぇ。

あの歌詞を作る天才ですよねー。

さすがやっぱりねー、

うん。

永さんと言ったらたくさんの名曲を生み出しました。

今で言うパティシエって言うんですか?

うーん、その菓子作りじゃねーよ、お前。その菓子作ってたワケじゃないよ。

えぇ。

作詞作曲の作詞をしてたんですね。うーん。

あぁ、作詞作曲ですよ。作曲家との出会いが人生を変えるんですよ。

名コンビと言われた、

それが中村一、二、三、四、五、六、七、

なんでまた数えてんだよ?なァ?

『なかむら はちだい』だ。

八大だよ!そう。六八(ろくはち)コンビって言われてただろうが。うーん。

『上を向いて歩こう』って曲が大ヒットしたんです。

それはやっぱりねぇ、世界中でヒットしたワケですからー。

それを歌っていたのが坂本一、二、三、

『九』だよ!なんでお前一ケタが覚えらんねぇんだ!?オイ。数えたら思い出すってどんなシステムなんだよ、お前。

あと、本もスッゴい売れましてね!

ま、そうですよ、スゴいベストセラーでね。

あのー『立往生』って本がめちゃくちゃ売れたんですよ。

いやいやいや。『大往生』だよ。行き場失ってんじゃねーか、完全に。

それがですね、ごめんなさい、えーっとですねごめんなさいごめんなさい。

何数えてんの?ねぇ。

な、何部売れたっけなあ?と思って。

無理だろ、そんなもん!

ちょっとごめんなさい。

いや、200万部だよ!お前。なんで今数えてんだ?なァ?

えぇ。今40まで行きましたんで、

絶対ムリだよ!待ってらんねぇだろ!そんな時間よー。

晩年ラジオに力を入れておりましてね。

やっぱ永さんと言ったらね、ラジオですけれどもー。

三十何年ラジオやってたんですよー。

ものスゴいですよねぇ。

そのラジオのあと、我々がですね、ナイツが同じ番組を引き継ぐことになりましてですね。

いやコレはスゴいビックリしましたよ、我々もね。

ホントに、去年の10月にですね、

えぇ、そうなんですよねー。ビックリしましたけれども。

ホントにねー、去年の10月の第一回の放送の時にね、

うん。

心臓止まるくらい緊張しましたよ。

それはもう緊張しました、ドキドキでしたよね。

だからホントにね、あの世にいる永さんに届けとばかりに

えぇ。いや、そん時まだ生きてるわ、お前。

一生懸命頑張りました。

天国意識するタイミング間違えてっから、お前。

みなさん、B七輔(びーひちすけ)覚えていただけましたでしょうか?

全然違うわ!いい加減にしろ、どうもありがとうございましたー。

どうもありがとうございましたー。