
どうもスピードワゴンです。よろしくお願いいたします。頑張っていきましょう。小沢さんいかがですか?最近は。

潤はさぁ、恋してる?

お前今日もゲボだな。

ゲボじゃないよ。やっぱりさ潤には幸せになってほしいのよ。だからね女の子紹介しようかななんて思ってるんですよ。

あのさもう40中盤になってさ女の子を紹介するとかさ。ありがとう。

だよな。いいよ。でもね潤に紹介して潤のタイプじゃなかったら女の子にも悪いから前もってよくあるパターンで聞くから好きな子いたら選んで。3人候補がいるの。

贅沢な悩みだ。

よくあるパターンの子だけど。

お願いします。

1人目がね渋谷で最近までばりばりのギャルやってた今ナースのハルミちゃん。

それよくあるパターン?

うん。で2人目がね天然ドジっ子料理研究家の卵ナツキちゃん。

それもレアだね。

で3人目がね赤いネグリジェの女。どれ?

選べない。情報がなさ過ぎるわ。人となりが分からないから。

じゃあ情報言うね。

お願いします。

まずは渋谷でギャルやってたナースのハルミちゃん。やっぱねギャルだったときの癖が抜けないのか「夜勤」のことを「オール」って言う。

抜けてないね。

で「手術」のことを「パーティー」って呼ぶ。

何か怒られそう。怒られそうだね。

「薬」のことを「ドラッグ」って。

ヤバいやつ!?ヤバいやつじゃないのかな?

2人目が天然ドジっ子料理研究家の卵ナツキちゃん。いつもドジなナツキちゃん。こないだもおうちでパスタを作ってたらお寿司ができたそうです。

ドジとかそんな問題じゃない。材料から工程から何もかもが違うからね。

で3人目。赤いネグリジェの女ね。

こいつが一番分からない。

黄色いパジャマの女の妹。どれ?

選べない。「黄色いパジャマの女」ってもう1人出てきちゃってるから。

じゃあ今日はもう特別に俺がその女の子と井戸田潤をここでやるから潤は見てて。

待て待て待て待て。待ってくれ待ってくれ。

何?何?

井戸田潤がいるのに井戸田潤は井戸田潤を見る?前代未聞。

まずね最初そのナースのハルミちゃん。潤が風邪ひいてたら見舞いに来てくれんの。

もう来るんだ。結構仲いいよねぇうん。

おい潤風邪ひいたらしいな!

やっぱりヤベえやつだ!やっぱりヤベえやつだろ!おい。

ええそうでございます。私風邪をひいてしまいまして。いやぁ風邪は万病のもとと言いますけれどもいやぁ大変ですしね。いやぁホントにね熱が止まらないんですね。

大至急。ちょっと待って。

何?

お前には俺がそう見えてんのか?俺そんな噺家(はなしか)口調でしゃべったこと一度もないぞ。井戸田が井戸田を見て参考にするから井戸田はもうちょっと普通でいいかもしんないなぁ。

風邪ひいちゃって大変なんだ。

それもちょっと違うけどね。

そうか大変みてえだな。でも私も大変なんだよ。昨日オールでパーティーだったからさ。

夜勤で手術。一応仕事はしてんのね。

ドラッグ持ってきたぞ。

風邪薬って言え!勘違いされるだろ!

ハルミちゃんはナース失格だ。ナースは病気を治すのが仕事。だけど君といると病気がひどくなっちまう。そう恋の病がね。

大至急。それお前のやり口だろ!井戸田はそんなこと言わないんだよ。井戸田参考にしてんだからもうちょい普通にやってくれよ。

ああ。じゃあ2人目ね。天然ドジっ子料理研究家の卵ナツキちゃん。潤はナツキちゃんのおうちに手料理を振る舞われに行くの。

俺が今度は行ってるんだ。みんなと仲いいね。

よくぞ来たね井戸田丸。

ヤバいヤバいヤバい。これは厳しい。これは厳しいぞ。

今日はお主に手料理を作ってしんぜよう。

「ぜよう」?

だけど最近手料理いつも失敗するんだよな。こないだも唐揚げ作ってたらさハンバーグできちゃうし。

いやおかしいよそれ。できないから普通はね。

ポテトサラダ作っててもハンバーグできちゃうし。

何だこいつ。もう「ハンバーグ」って言ってやれ。

いつか潤さんと「あいびき」したいな。

「ハンバーグ」ってもう言ってやれ。

ちゃんとレシピ見てる?

言ってやれ!言ってやれそこはお前。井戸田はそういうとき惜しげもなく言うんだよ。「ハンバーーーグ!」って。プライベートでも結構言うタイプだ俺は!

ねえ潤さん。

んっ?

今日うち泊まってってくれるんだよね?

おいおいドキドキするパターンだこれは。

泊まるも何もそんな準備してねえから。

いや泊まってけ。井戸田はそういうとき泊まるよ。

寝間着だったら私の黄色いパジャマ使っていいよ。赤いネグリジェの女の姉さん!?赤いネグリジェの女の姉さんだー!

大至急!そいつはややこし過ぎる。俺は付き合いたくないよやだよ!じゃ最後の子!

じゃあ青いキャミソールの女ね。

いなかったわ!そんなやつ。いいかげんにしろ。どうもありがとうございます。