誠子誠子

どうもー、尼神インターでーす、おねがいしまーす。


渚

おねがいしまーす。


誠子誠子

あの、いきなりやねんけどさー、夢を追いかけて東京に行ったけどー、その夢をあきらめてー、恋人とも別れてー、故郷の大阪に帰って来てー、実家のお好み焼き屋を手伝ってる女の子っておるやんかー。


渚

いや、そんなヤツなかなかおらんやろ。


誠子誠子

ようおるやんかー。


渚

あっ、そうなん?


誠子誠子

だから今日はちょっと、それやってみたいなーと思って。


渚

あ、そう。


誠子誠子

だから私が、お好み焼き屋の女の子やるから、アンタは別れた恋人やって。


渚

わかった。


誠子誠子

あいよっ、毎度おおきに!いらっしゃーい! おっちゃーん、久しぶりやなー。なんや、まだ生きとったんかいな。


渚

コイツ、一人で何してんねん。


誠子誠子

まぁ入りぃや。え?そや、大阪帰って来てんねん。おっちゃん、うちに会えんでさみしいやろー思てな。・・・ちゃうか?アハハッ!


渚

何がおもろいねん。


誠子誠子

え?モデルの夢はもう諦めた。


渚

いや、どの体型のヤツが言うてんねや。


誠子誠子

やっぱり大阪が一番やな。おっちゃんのおもろないダジャレも聞けるしな。・・・ちゃうか?アッハハハ。


渚

何がおもろいねん。


誠子誠子

豚玉でええか?あいよ!・・・おかあちゃーん、豚玉一丁!


渚

なんやねん、コイツ。・・・ガラガラ。


誠子誠子

いらっしゃ・・・ハッ・・・権三郎さん。


渚

いや、どんな名前やねん!


誠子誠子

なんでこんなとこおるん!?


渚

チエちゃんと、話がしたくて。


誠子誠子

外で話そ。


渚

うん。


誠子誠子

アホ!そんなんちゃうわ!黙って豚玉食うとき。行こ。さ、説明してもらおか?


渚

会いに来たんだ、話がしたくて。


誠子誠子

東京から!?アッホちゃう?アッホちゃう?


渚

フフッ、なんやねん、その喋り方!・・・まだ僕のこと、好きなんでしょ?


誠子誠子

なんでやねん!なんでやねん!ホンマ、笑かしよるわ!


渚

それやめろ!じゃこっちを見てよ。


誠子誠子

えっ?


渚

ねえ、こっちを見てって!


誠子誠子

ちょっとやめて!それ、セクハラやでー。


渚

チエ!こっちを見ろ!ちゃんと僕の目を見て言ってよ!もう僕のこと好きじゃないって。


誠子誠子

そんなん、言えるわけないやん・・・ホンマは・・・好っきゃのに・・・。ハァ、ハァ、ハァ・・・ちょっとなんか言ってよ!


渚

あぁ・・・えーっと・・・えーっと、結婚しよう!


誠子誠子

なんや急に!


渚

本気で言ってるんだ!ううん、チエちゃんのことが好きやさかい、俺の嫁はんに・・・なってぇくれまへんかぁ?


誠子誠子

・・・フッ・・・アホ!お断りや!


渚

いや、ずっと何してんねん!もうえぇわ!ありがとうございましたー。


誠子誠子

ありがとうございましたー。

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