誠子誠子

どうも、尼神インターでーす、お願いしまーす。


渚

あのー、いきなりやねんけどさー、


誠子誠子

うん。


渚

うちなー甥っこがおんねんけどー、


誠子誠子

あ、そうなん。


渚

その甥っこが幼稚園で好きな子出来たらしいねん。


誠子誠子

あ、そうなんやー。


渚

それで毎日な、幼稚園で頑張って、その好きな子に、話し掛けてんねんて。


誠子誠子

うわ、カワイイなー。


渚

カワイイよなあ。


誠子誠子

うんー。


渚

今日ちょっとその感じやりたいから、


誠子誠子

うん。


渚

ウチ甥っこやるから、アンタその甥っこが好きな、女の子やって?


誠子誠子

わかった。


渚

ねぇねぇリカちゃん、


誠子誠子

うん?どした?


渚

あのね、リカちゃん、ぼく、リカちゃんにお願いがあるんだけどー、


誠子誠子

ちょっと待って!


渚

え?


誠子誠子

糸くず、付いてる。フッ。


渚

あっ。


誠子誠子

で、話って、なに?


渚

いや、どんな子供やねん!マセ過ぎやろ?


誠子誠子

でも付いてたからさー。


渚

子供が糸くずとか気にせぇへんねん。あのねリカちゃん、


誠子誠子

うん。


渚

ぼくリカちゃんと一緒に、お弁当が食べたい。


誠子誠子

え?私と?


渚

うん、一緒に、お弁当が食べたいんだ。


誠子誠子

まったくしょうがないなー。じゃあ食べますかっ!


渚

ヤッター!


誠子誠子

あとさ・・・リカ、って呼んで?


渚

だからどんな子供やねん!


誠子誠子

“ちゃん”はねぇ、もう卒業したいんだー。


渚

いや、大人のエエ女の感じ出さんでえぇねん。


誠子誠子

ね、お願い。


渚

じゃ、リカちゃん、食べよっか!


誠子誠子

うん。


渚

いただきまーす!


誠子誠子

いただきまっす!


渚

おいし!うわーおいしー!


誠子誠子

【口を小さく味わいながら食べる】


渚

いや、食べ方大人やなあ。


誠子誠子

うーん。


渚

ほんで左手添えんでえぇねん、オイ。


誠子誠子

このお肉、すっっっごくやわらかくて、噛むたび肉汁がジュワーっと出てきて、何これ!


渚

スッと言えや。子供の感想ちゃうやろ?


誠子誠子

おいしっ!


渚

ねぇねぇリカちゃん、おいしいねっ!


誠子誠子

フッ、ちょっと!ご飯粒、付いてる。


渚

え?ホント?


誠子誠子

うん。ホラ!


渚

あっ、ホントだー。


誠子誠子

【ご飯粒の付いた指を大胆に舐める】


渚

気持ち悪いなあ!オイ。ねぇねぇ、リカちゃん、今からお昼寝の時間だね。


誠子誠子

あぁ、そうだね。


渚

一緒に、隣同士でお昼寝しよっ!


誠子誠子

え?何も・・・しない?


渚

いや、どういうことやねん!


誠子誠子

何もしないんだったら、いいよ。


渚

え?うん。何もしないから、一緒に、お昼寝、しよ。


誠子誠子

わかった、じゃあいいよ。


渚

じゃあおやすみなさい。


誠子誠子

おやすみ。


渚

・・・。


誠子誠子

・・・。フッ、ホントに・・・何もしないんだァ?


渚

えっ?


誠子誠子

ホントに何もしないんだね。


渚

えっ、リカちゃん・・・?


誠子誠子

フッ・・・キスでも・・・する?


渚

えっ、キスって、リカちゃん、何言ってんの?


誠子誠子

これでも、勇気出して言ってんだぞ!


渚

キスって、リカちゃん、急に、どうしたの!?


誠子誠子

フッ、これだから男は!意気地なし!


渚

えっ!?ちょっとリカちゃん!ちょっと!ちょっと!リカちゃん!


誠子誠子

チュッ! ・・・おあずけ!


渚

いや、こんな子供おるか!もうえぇわ。


誠子誠子

どうも、ありがとうございましたー。

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