
どうもー!どうも、どうも、どうも。ああー、どうも。パンクブーブーでございます。あっ、あっ・・・こっちが振ったら振ってくれるわけではないんですね。

寂しいスタートとなりましたけどもね。

パンクブーブーといいましてね。

そうなんですよ。

初めて見る方も、結構いらっしゃると思いますんでね。今日はね、このパンクブーブーというコンビ名だけでも覚えて帰って頂きたいなと思いますね。覚えました?覚えましたか。覚えましたか。

うれしいね。

じゃあ、帰ってください。まだいてくださいよ。覚えたら、どんどん帰って・・・。

それだけはやめてくださいね。

僕らも、もういいおじさんでね。

そうなんですよ。

おじさんになると大変な事、多いですよね。

やっぱね、おじさんってしんどいなと思うんですよ。

しんどいですよね。

例えば、ちょっとした事がきつかったりね。

ちょっとの事でねしんどいんですよ。

例えばしゃっくり止まらないとか。

ああ、しんどいね。しゃっくりが止まらないだけでしんどいですからね。

若い時は、平気ですよ。別に、しゃっくり止まらなくても。おじさんになってしゃっくり止まらないって死ぬかなって思うんですよ。そんぐらいしんどい時あるんですよ。

そういう時は俺が止めてあげるよ。

えっ?そうなの?

しゃっくりなんてうわってビックリさせたらすぐ止まるから。

いや、っていうけど、大丈夫?

できる、できる。

ホントに?けど、ありがたい。

そうでしょ?1人でできないもんね。

1人でビックリはね。

うわー!とかできない・・・。

できない。

君が、はあー!ってやってて・・・やらないでしょ?

そいつが、おかしいから。

そうでしょ?

じゃあ、ちょっと止めてくれる?

しゃっくり止まらなくなってね。

ありがたいわ、ちょっとやって。ああ、しゃっくり止まんない。ああー、しんどい。ああー、きついな。

くーろせ、うわっ!

バカじゃないのか、お前。誰が驚くんだよ、それ。

なんで、なんで、なんで、なんで?

いやそれもう、黒瀬って名前呼んだらダメじゃん。

だって別の人だったら、やばいじゃん。わあ!何するんですか?すいませんってなんない?

いやいやいや、違う。気づかれないようにやってよ。

バレちゃダメなの?

バレちゃ意味がないから。

ごめん、それ知らなかったです。

驚けないから。

なるほどね、バレないようにね。

ああー、しゃっくりが止まらん。ああー、痛いこの辺、痛い。ああー、痛い、痛い、痛い。ああー、痛い、痛い・・・。

全然、気づいてないけどさ俺、もう、とっくにわあ!ってやったんだけど。

そこ、気づかせろよ、お前。

バレちゃダメって言うから。

そこは、気づかせないと。

絶対バレないようにやったよ。

驚けないじゃん、だって。

そうなの?

わあ!は、気づかせて。

わあ!だけ気づかれる・・・なるほど。

ああー、しゃっくり止まらない。もう痛い、痛い。

うーん、わあ!

「うーん」が聞こえたわ。

うーんが聞こえた?

うーんって言ってるし。

できるだけ気合入れた方がいいかなみたいな。

来るのがわかんのよ。

わかっちゃう?

人を驚かせるのは意外性っていうのが大事だからね。

意外性?

そう。わかる?意外性。

日曜日は、教会に行っています。

意外だけどね。

意外でしょ?行ってなさそうでしょ?

いや、意外、確かにね。意外だけどそれで俺がうわーとはなんないじゃん。

なんない?琵琶湖は、法律上は川。

いや、意外だね。

湖だと思ったでしょ?あれ、川なんですよ、法律上は。これ、意外。

へえーで終わる。

へえー、そうなんだ・・・。うーん、わあ!

あっ、カニ、意外。いや、違うんです。

こっちでくると思ったでしょ?まさかのカニ。

いや、そうじゃない。違う。意外性っていうのは、例えばこうやって普通にしゃべってる。しゃべってるよね。普通にしゃべっといていきなり、わあ!

ああー!ビックリするかと思った。

いや、してたじゃん。

ギリギリ大丈夫でしたよね。僕は、平気でしたけども。

なんのプライドなの?こういう事です。

どういう事?

おしゃべりの途中に、いきなりわあ!って言われたらこっちも、わあ!ってなるでしょ。

しゃべりの中に入れるのね。

中に入れる。そういう事なんですよ。

俺、わあ!最近、わあ!変わあった、わあ題でわあい、わあい、さわあいでる。

全然違う。おしゃべりの中に大分、入れましたけどね。言えばいいってもんじゃないの。

言えばいいってもんじゃないの?

あと「わ」つくとこで「わあ」って言わなくていいの。話に引き込む。

引き込む?

引き込んどいて、わあ!

ああー。

だから、効くんですよ。

聞いて、聞いて。この間、晩酌してる時にさ俺、かみさんにおーい、つまみ出してくれって言ったんだよ。そしたら、俺が家からつまみ出されちゃったんだよな。わあ!

「わあ」じゃねえよ。引き込まれるか。

夢中で聞いてなかった?

なんだ、そのクソしょうもない話。

笑い、我慢してんじゃないの?

笑えるか、そんなもん。

笑えない?なんか「わあ」でビックリさせるの難しいな。

ああ、そう?じゃあ、怖がらして。

怖がらせる?

ビビらせたらああ、怖い、怖い、怖いっつって・・・。

ビクってなるもんね。

そういうのが欲しい。

健康診断、再検査。

いや、怖いけど。

一番怖い。

我々おじさんは、一番怖い。

頻尿、血便、長ーく続く微熱。

怖いね。怖いんですよね。いや、違うんですよ。こういう事じゃない。

そういう事じゃないの?

そういう事じゃないんですよ。だから、怖いけどゾワっとする怖さだから。

あっ、ゾワっじゃないの?

ビクってする怖さが欲しい。

ビクってする怖さ?

そういう事。だからさ、病気とかじゃなくて。

なくて?どういうの?どういうの?

どういう事?どういうの?どういうの?

どういうの?どういうの?

ちょっと教えて、どういうの?

虫とかね、虫とか・・・。

そうそう、そうそう。えっと、じゃあ、虫とか。

あのー、ごめんなさい。僕がビックリしたんですけど。

ごめんなさいね。ちょっと久しぶりにやるネタであんまり頭に入ってなかった・・・。

入ってなかったのね。

じゃあ、虫とか言われたら怖いでしょ?

虫なんか別に怖くないでしょ。

いや、虫は怖いでしょ。

別に虫なんか怖くないですよ。

あっ、虫、虫、虫、虫・・・。

ああー、網、網、網、網・・・。

そうはならない。そうはならない。

捕まえたいじゃん、虫いたら。

そうじゃないじゃん。

怖くないの。

虫は、怖いじゃない。

虫は、怖くないよ。

じゃあ、あの、あの、あの・・・次・・・、次、なんだ?

ハハハハッ!

次、なんだっけ?

しゃっくりの前に、俺の心臓が止まりそうになってる。ハチですよ。

ああー、そう。ハチ、ハチだ。

虫は怖くないね。そしたら、ハチ、ハチ。あの、俺、1人で漫才やろうか?俺、こっちの方で。

哲夫さん、哲夫さん!

やろうか?ホントに。

だから、もう、この・・・、うん。この話は、もうやめよう。

この話は、もう無理だね。無理だね、これは。無理だな。これは、無理、無理、無理。

ホントに、そうなんですよ。

ええーじゃあショートコントでもします?

哲夫さん、コントやろうよ、コント。

コントやります?時間、大丈夫ですかね?

時間は全然、大丈夫ですから。

大丈夫なの?

もう、漫才は、無理だから。

漫才、無理?すごいね、言い切りましたね。こんなM-1チャンピオンいます?もう、漫才は無理だから。ああ、そうなんですね。

これが俺のダメなとこ。

じゃあ、コント、お化け屋敷。

お化け屋敷やりましょう。ホントに、いいお客さんやね。

ホントにいいお客さんでございますね。僕がお化け屋敷やりましてお客さんをやります。

あっ、お化け屋敷だ、入ろう。うわー、薄暗いな、怖いな。

ハハハハッ。

えっ?うわっ、怖い。

ハハハハッ!

何?何?何?何?

ようこそ恐怖の館へ。

恐怖の館?

ここへ迷い込んでしまったからにはお前は、生きて出る事はできない。

うわー、怖い。

ハハハハッ!ハハハッ!ハーッ、ハーッ、ハーッ!

大爆笑してんな、おい。

ハハハハッ・・・。

ええー?

ああー、こんなに笑ったの久しぶり。

知らねえわ。そんな事、言うなよ。

先へ進むがよい。

うわー、もう怖いな、お化け。

ジリリリリン!

わあ、ビックリした。

ジリリリリン!

黒電話が鳴ってる。

ジリリリリン!

俺が出んの?

ジリリリリン!

もう・・・、ガチャ、はい?

お前は、呪われている。

えっ?

お前の命は・・・。か・・・、さいせ・・・。ん?おまえけ・・・でもほ・・・、ごめん、ちょ・・・。

もしもし?

・・・した。ごめん、今、トンネルはい・・・。

トンネル?

く・・・、さいせ・・・、く・・・、く・・・なのだ!

いや、何?なんで、お前、移動してんだよ。おかしいだろ。

先へ進むがよい。

なんなんだ、意味がなかったな。

うわー!

うわー、急に出てきた、怖いよ。もう怖いよ。

ううー!

うわー、すごい次から次へと・・・。もう来た。

ああー!

うわ、出たー!引っかかってる。

ああー。

「ああー」じゃないじゃん。えっ?なんで?なんで?片手間だな、お前。なんで引っかかってんだよ。ちゃんと動線・・・。頭下げんな。何しに来たんだよ、そいつ。

ヒュー!ドロドロ、ドロドロ・・・。

井戸から出てきた。うわ、怖い、怖い。何?

ウラメーシヤ。

外人?

ウラメーシヤ。

外人がやんの?

アー、オサラガ、1マイ、2マイ。

全然、怖くない。

3マイ、4マイ、5マーイ。

お前がやるやつやないやろ。

5マーイ・・・、アアー。アアー・・・、5マーイ。

6枚。

6マイ。

覚えとけ。大事なんだよ、皿の枚数が。

7マイ、8マイ、9マイワオ、1マイ、タリナイ!

全然、違う。

ヤッホー!

なんでハイタッチなんだよ。明るすぎんだろ、お化けが。

どう?怖かった?

終わり?全然、怖くない。

全然、怖くない?でも、中にスズメバチの巣があるんだけどね。

あっ、いた!それは怖いじゃん。